DARREN PORTER BIOGRAPHY!!


DARREN PORTER BIOGRAPHY!!

イングランドの北東部出身のDarren Porter(ダレン・ポーター)は楽譜を読まずにピアノや電子ピアノで遊びだしたところから彼のミュージカルジャーニーは始まった。世界がまだダレンを知らない頃、Dave Pearceのギグの数時間前に送ったプロモTerminationがDaveにすぐ気に入られOceanstate Recordingsからリリースが決まり、これがダレンのトランスプロデューサーとしてのデビューとなり、”Dave Pearce Bedroom Producer Competition”で優勝する事となった。その後、ArmadaやFuture Sound of Egyptといった著名レーベルと契約するまでに成長していく。

8度のBeatport Trance Chart No.1を誇りFuture Sound of Egypt Wonder of The Yearで何曲も上位入賞する敏腕プロデューサーのダレンはThe Potion、Relentless、Deep Blue、To Feel Again、Spellbound、Neptune’s Siren、The Callingとオリジナルが人気だが、エネルギッシュでハードかつユーフォリックなアップリフィングなリミックスに業界内の定評がある。また、Anahera、Walhalla、 Airwaveといった過去の名曲のリミックスを数多く手掛け、Aly & FilaがTransmission Melbourne 2017で投下したTake Me Away (Darren Porter Remix)の動画再生数は100万回を超え、1年以上たった今でも人気DJの間でピークタイムにドロップされている。もしTake Me Awayがリリースされていたら1-2週間に渡ってBeatport Trance Chart No.1を獲る事は間違いないだろう。トランスシーンのキングArmin van Buurenの新曲Wild Wild Sonと同時期のリリースとなった2018年10月の新曲InertiaはArmin van Buurenをおさえ堂々の8度目の1位を獲得した。余談だが筆者はPhysical Overdrive (Darren Porter Remix)やTerraformingといった楽曲が気に入っている。

Tomorrowland、Beyond Wonderland、Amsterdam Dance Eventといったメジャーなイベントだけでなく、Transmission、Dreamstate、Luminosity、Electric Family、Future Sound of Egypt、Trancefusion、In Trance We Trust、Grotesqueといったトランスフェスにダレンは欠かせない。今世界的にトランスは下火になりつつあるが、Darren Porterの勢いは止まらずほぼ毎週のようにツアーに出かける程である。また、そのDarren Porterというキャラクターはファンから深く愛されるだけでなく業界内でも愛され、Sean Tyas、James Dymond、Ferry Tayle、Talla 2XLC、Manuel Le SauxといったDJと多くB2Bでの公演もこなす。

近年のトランスシーンでは、オーバーグラウンドなDJ Mag Top 100 DJsランキングよりもアンダーグラウンドなTrance Podium Top 100 DJsランキングに重点が置かれている。世界中のTrance Familyから絶大な支持を獲得するダレンはTrance Podium Top 100 DJsでは2016年に自身最高位の7位、最新の2018年度版では11位に輝き、近年のトランスシーンで最も人気なトランスDJ/プロデューサーである事は明白である。「飛ぶ鳥を落とす勢い」や「破竹の勢い」といった言葉では表しきれないトランスシーンで今まさに時の人と言えるDarren Porterの初来日を待っていた日本のトランスファンは多いのではないだろうか。