Unkonscious 2020-0 Unkonsciousに参加するにあたって


Transmission Bangkok 2017, 2018のタイ側の運営会社であるPure Pleasure Entertainmentの代表を務めるLonskiiが2018年に開始したUnkonscious Festival

 

トランスシーンで最も有名なフェスの一つ、オランダのLuminosity Beach Festivalはビーチ目の前ではあるものの実はBeachの砂の上ではなく、隣接するBeach Clubで開催されています。

 

本当のビーチの上で開催されるトランスフェスであるUnkonscious Festivalは2018年の5月に開催され初年度はストームにも見舞われ大赤字となったとの事でしたが、2年目の2019年は中国の旧正月と同じ週末という事もあり、来場数が増加。

 

3年目の2020年は2nd Lumi(第二のLuminosity Beach Festival)とも称され遠方から多くの欧米人が訪れるほどにまで成長しました。プーケットが元々世界的に欧米人にも人気のビーチデスティネーションであったのがうけたのでしょう。

 

来年2021年も開催予定のUnkonscious Festivalに向けてどれぐらいの費用で行けるのか、どれぐらいの休みを確保すればよいのかをここでざっくり説明します。

 

LCC利用でホステル滞在の全体の費用を説明します。ざっくりと7.5万円といったところ。

 

Unkonscious 2020の全部のイベントに参加するのであればイベント前日の2月4日(火)に到着して、イベント終了次の日の2月9日(日)に帰国するとして6連休のお休みが必要になります。欧米の国は冬休みを取る傾向があり、またオーストラリアやニュージーランドは夏休みを取る傾向があり、有給休暇の取りやすい国はいいのですが、日本は2月11日が建国記念日で祝日なので、有給休暇が自由に入れる事のできる社会人であれば6日有給休暇を使用して、2月1日(土)から2月11日(火/祝日)まで11連休でプーケットでの休暇を兼ねてというのも最高でしょう。私は2月4日(火)から2月14日(金)までUnkonsciousでの訪泰で11日間タイで休暇を過ごしました。地元タイ人は休暇シーズンではないので、2月5日(水)から2月7日(金)は有給休暇を入れているというタイの友人が多かったです。今年は日本人は10-15名ほど参加していたようです。

 

費用は一番安く見積もります。まずはフライトから。

フライト代 30000円 - LCC使用で預け荷物なし、機内食なし、保険なしです。保険はプレミアム系クレカを一枚持っておけば海外での万が一の時に保険が使えます。

 

こちらはAir Asiaでクアラルンプール経由、フライトの組み合わせがよくないのですが、プロモ時期で早めに買えばこれよりも低い価格でトランジット時間の短いフライトもあるでしょう。私はクアラルンプール在住ですが、行きのクアラルンプールからプーケットのフライトはAirasiaのプロモで片道1200円でした。

 

こちらはHK Expressで香港経由の往復。これで3万円強ですが、プロモ時期で狙ってかえば2.5万円くらいも可能です。

 

特に女子の場合1週間の旅行で20キロの預け鞄も必要になってくるでしょう。また機内食もついていたらというのであれば、レガシーキャリアの方がお得です。プロモ価格ならベトナム航空マレーシア航空で4万円以下も可能です。

 

宿泊代 7500円 - パトンエリアのホステルで1泊3000円が5泊で合計15000円で友人とツインシェアをするとします。一人頭7500円。騒がしい通りからは少し避けた方が良いでしょう。

 

イベントチケット代 25000円 - イベント5回分で全てEarly Birdでの購入。

 

食事代 5000円 - ローカルなところで食べれば1食100バーツ前後で済みます。

 

お酒代 8000円 - 1回のイベントで3本×5回のイベントでという計算にします。

 

タクシー代 1500円 - 空港から往復でタクシーを4人で割り勘する計算です。

 

現地SIMカード代 700円 - 必需品、現地のデータローミング通信用にSIMロック解除と現地SIMカード購入はマストです。

 

一人であれば1泊1000-1500円くらいの安いバックパッカーもありますが、バックパッカーの場合はイベント後深夜に帰ってくると皆既に寝ていたり、寝ていたい朝にまわりが起きるので自然と起こされてしまったりと、イベント中はしっかりと休めるのが大事なので、最低でもホステルで自身または仲の良い友人とのシェアはマストです。Unkonscious Festivalの会場のParadise BeachにはParadise Beach Backpacker Hostelというドミトリーのみのホステルがあります。ここは宿泊が1泊1500円くらいですが、食事がまあまあ価格するのでパトンでローカルの場所に宿泊した方がトータルでは安くなります。ただ、イベント前後のパトンからのシャトルバスでの移動とかを考えるとここにステイするのも悪くないかもしれません。食事もまあまあといっても200バーツ前後で1食すむので700円くらい。Unkonscious期間中は夜遅く寝る人も多いでしょう。

 

このホステルは各予約サイトでの評判は悪くないです。

 

Paradise Beachはビーチに入場料がかかるので、このホステルに宿泊していると無料でいつでも入れます。Unkonscious Festival参加者はフェス前に早めに来る場合も無料でビーチが楽しめます。

 

バンコクだと5つ星ホテルが1万円から2万円くらいで宿泊できますが、プーケットの場合は同じブランドでも1.5倍から2倍くらいするのであまりお勧めはしません。私はマリオットグループ従業員なのでプーケットでは1泊1万円くらいで泊まれる為、Le Meridien Phuketに最初2泊、パトンのホステルに3泊、最後JW Marriott Phuketに2泊しましたが、騒がしい超観光地なパトンから抜け出せてプライベートビーチでゆっくりできるのは最高でした。

 

友人の中ではVII系だけ狙いで、2月5日に到着してSimon Patterson B2B John Askew Open to Closeを楽しみ、2月6日のVII Stageに参加してから2月7日には帰国という者もおり、短めのステイで総経費を安くする事も可能でしょう。その場合は2月4日の深夜便で出発して、2月7日に日本帰国すれば3日間のお休みのみで、4.5万円総経費くらいでいけるでしょう。VIIはアメリカ大陸やヨーロッパではイベントを開催していますが、VIIの面子が勢ぞろいしたのはアジアでは初めてでした。

 

Ultra Japanは3日通し券がまず4.2万円します。地方から遠征参加するのであれば宿泊費、交通費もかかります。それと考えると、トランスファンであればプーケットで約1週間滞在して7.5万円は悪くない値段でしょう。

 

私はA State of Trance 3回、Luminosity Beach Festival 2回、Dreamstate SoCal 2回、Transmission Festival 2回、Future Sound of Egypt 3回、Armin ONLY 2回、Amsterdam Dance Event 3回、Aly & Fila Open To Close 3回参加し、それ以外にも多くの海外のフェスやイベントに渡航していますが、Unkonscious Festivalは色んな面でオススメ致します。2021年の開催日はまだ発表されておりませんが、来年は4年目で来場者も今年以上が期待されパワーアップして帰ってくるでしょう。