Amsterdam Dance Event 2017 day 1


Trance Family Japan、にっしーです。この度、第22回Amsterdam Dance Eventが2017年10月18日~22日の5日間に開催されましたので行ってきました。Amsterdam Dance Eventとはダンスミュージックシーンの言わば見本市、国際会議のようなもので世界一のダンスミュージック大国オランダの首都アムステルダム市内のそこら中で様々なジャンルの大中小のイベント会場でイベントが行われ、世界中のプロモーターとエージェントや、ミュージシャンとレーベルがミーティングを行ったりしています。

街中はこんなロゴと旗で埋め尽くされます。そんな中、スタジオセッションがあったり、有名DJのトークセッションがあったり、ラジオ放送があったり、日本のDJ GearメーカーPioneerが大きな部屋で見本市を行っている会場にゲストDJがまわしたり、カンファレンスやセミナーがあったりと、ダンスミュージックに関わるありとあらゆる事が行われているといった感じです。5日間でトランスも4日間イベントがあり、それを中心にday 1からday 5まで1日ずつ分けてご紹介致します。ちなみに国際的にはAmsterdam Dance EventはADE(エーディーイー)と略しますが、アムステルダムっ子の間ではアデと呼ばれています。

  2017年10月18日 day 1  

何件かエージェントとのミーティングが午後にあり、その後に仲の良いタイの友人とRAMと合流し、アムステルダム在住のRAMの家兼スタジオへ。

Amsterdam Dance Eventの良いところは世界中から業界人が集まるので知った顔が町中のそこら中にいるという事。ファンとして行っても町中であのDJに遭遇しちゃうのが面白いところです。

RAMはアジア料理が大好きで、市販のサンバルソースよりも美味しい自家製のサンバルソースを作ったり、東南アジア料理には欠かせないフィッシュソース(ナンプラー)が家にあったりして、そこら辺にいる日本人よりもアジア料理好きです。そんなRAMの家でタイの友人とタイ料理を作りました。タイの友人はタイでイベントのPRをする会社を運営しており色んなイベントに関わっています。

RAMのスタジオにはRAMeliaのジャケットにもなったお亡くなりになった元奥様のAmeliaのアートがあったりとファンにはたまらないものでした。

  In Trance We Trust ADE Festival @ WesterUnie  

RAMは出番が04:00am – 05:00amのため、00:00am頃に行くとのことだったので、タイの友人と先にuberを使ってIn Trance We Trustの会場のWesterUnieへ。この会場は市内の北東の方で少し遠い会場。

この日は午後にミーティングをしていたマネージャーからBack stage passを頂いていたのだが、マネージャーからのコミュニケーションが上手くいっていなかったようでguestlistのエントランスで待ちぼうけ。こういう時はだいたいマネージャーとのコミュニケーションがあった証拠を見せると入れるケースが多いのだが、入れず。そのマネージャーや他にも来ていそうなマネージャーに連絡をするが連絡がつかずか、まだ来ておらず。20分ほどそうしているとその場に居合わせたBjorn Akessonとパーティーの主宰のMenno De Jongが助けてくれて入場できました。

In Trance We Trustは元々Tiestoが始めたレーベルですが、Menno De Jongが2014年から受け継いでいます。ADEでは毎年イベントを打っている以外にもITWTブランドで世界的なツアーも開催。今年もADEでは3ステージ構成です。

当初21:00からのGreg Downeyを狙っていましたが、遅れてしまいAlex Di Stefanoの時間帯に到着したもののエントランスでのトラブルでAlex Di Stefanoも逃してしまいました。それにしても豪華ラインナップ。こんなアングラなラインナップ日本じゃ見れません。

フロア配置はこんな感じ。Smoking Areaの北側の何も書いてないところにBack stage、関係者用のバーがあります。

Markus SchulzColdharbour所属の美女Nifraを少しみて、同じ時間帯ほとんどはWill Atkinsonをみていました。

Nifraは現在29歳ですが、欧米人にしては若く見える方でしょうね。日本だったら、まゆりたん萌えっていうようなファンが出てきそう。笑 すみません、ネタが古くて・・・テクノのDJ MAYURIさんです。

この日のWill Atkinsonは彼のアイコニックな変態サウンド控えめのセットでメロディックなセットでした。

ブース近くにはGreg DowneyがおりWill Atkinsonを背に写真をパチリ。

UndergroundステージはAirwaveをみたかったけども、空調がちゃんと機能しておらず空気がこもっておりいずらくてやめておきました。風邪をひいて喉を傷めていたのもあり断念。

Neelixの独特なPsy Trance調の音楽はトランスファンに馴染みやすいもので、Will AtkinsonがメロディックなものをやったおかげでNeelixの攻めのセットはPre-recorded setであってもかなり上がりました。日本でいうならばNish a.k.a. Ken Plus IchiroがLive PAをやっていたけども、それに特別なエフェクターを加えたようなセットで、Pre-recorded setに賛否両論はあるけども、素晴らしかった。

Paul Oakenfoldは泥酔グダグダセットを見た事がありそれ以来見る気がないのでパスして休憩タイムに。

Menno De Jongの時間帯は一番お客さんが入ってて、さすが地元のイケメンMenno De Jong、お客さんの盛り上がりもすごいけど、Mennoはけっこーミーハーなチューンをかける傾向がいつも強くBryan KearneyAll Over Againまでもかけちゃいます。

Above & Beyond presents. Oceanlab – Satellite (James Dymond Simple Update Bootleg Remix)をかけるMenno De Jong。

何度も見たことのあるJordan Suckley。この日のJordanはそこまでだったけど、相変わらずイケメンでおちゃめなJordanはカメラにダブルピースしてくれました♪ JordanにSuburban Train (Jordan Suckley Remix)をリクエストしたけど、かけてくれず!笑

Backstage passがあると、VIPエリアにも入れてDJブース真裏がそのエリア。その昔、velfarreに行っていた人ならわかると思うけども、velfarreの常設DJブースの裏から見れる感覚で、しかも高いところにあるので眺めもよく、DJの手元がみれるのも素晴らしい。通常のGAエントリーでもDJブースの更に上の裏の方から眺める事ができます。

Jordan SuckleyとDarren Porter B2B Sean Tyasの交代時。

クラシックの名曲中の名曲4 Strings – Take Me Awayの最新のDarren Porter Remix。

Darren Porter、Armin van BuurenAly & FilaがADE期間中にかけてすっかりはまってしまったRemixです。

朝04:30amでもこの盛り上がりです。Sean Tyas & Darren Porter - The Potion!!!

Darren PorterとSean Tyasの裏はRAMのクラシックセットなので、そちらで30分を楽しむ事に。ヨーロッパは世界的にみてもトランスイベントのお客さんの年齢層が高いけども、クラシックセットともなると特に高い。RAMが自身のDelerium - Silenceをドロップ。Nick Arbor & Thomas Knightがどうにも来なかったようで、RAMのセットが15分ほど延長して終了。

最後に今日のお助けヒーローMenno De Jongと記念撮影。助けてくれたBjornとMennoのイケメンコンビと写真とればよかったなと後悔。笑

Adam EllisShugzは見たかったけども、Luminosity Beach Festival 2017で見ているのとday 2がものすごく長いので5:40am頃に会場を後にしました。

Uberだったら真夜中のボラれそうな時間帯でも安心。ピーク時で1.3倍取られてもまだ安いです。5キロ弱でEUR 11.77は1556円なので良心的です。海外ではUberやgrab等の配車アプリはタクシーより安全で安いので重宝しています。

シャワーを浴びて7:30am頃に就寝しました。

day 2に続きます。