Menno De Jong 紹介


Menno De Jong [In Trance We Trust / Black Hole Recordings]

Menno De Jong (メノ デ ヨング)はダンスミュージック大国のオランダに1984年3月17日に生まれ、Armin van Buuren、Tiesto、Ferry Corstenらが世界的ブームをつくった時代に祖国オランダで思春期を過ごした。子供の頃からクラシカルなピアノを習い、強い音楽への情熱から10代前半でDJやミュージックプロダクションを始める事に。レコードフォーマット最後期、試聴もせずに信頼できるレーベル名だけで購入する「レーベル買い」という言葉もあった頃トランスファンの間ではAbove & BeyondのAnjunabeatsはまさにその「レーベル買い」の象徴であった。そんな時代の2004年にAnjunabeatsから"Guanxi"を20歳の若さでリリースし一気に人気アーティストとしての地位を確固とし2006年にはDJ Mag Top 100 DJsで22歳の若さで72位に初登場する事となる。Armin van Buuren、Tiesto、Paul van DykといったトップDJにより"Tundra"、"Last Light Tonight"、"Spirit"、"Turtle Paradise"、"Never Lose The Magic”、"Place In The Sun"といった楽曲がヘビープレイされ、2008年には自身最高位のDJ Mag Top 100 DJsに48位をマーク、通算4回もDJ Mag Top 100 DJsにランクインされた。そんなMenno De Jongは世界中のフェスやクラブで絶えずプレイし続けTomorrowland、Dreamstate、A State of Trance、Amnesia Ibiza、Amsterdam Dance Eventと名前を上げ始めたらきりがない。

著名レーベルから数多くのリリースを続けるMennoは2013年にトランスシーンの名門レーベルBlack Hole Recordingsと契約し、かつてTiestoがトランスをやっていた頃初期に立ち上げたIn Trance We Trustからリリースを開始。2014年にはIn Trance We TrustのA&Rに就任すると、世界中でIn Trance We Trustのイベントを手掛けたり、コンピレーションの監修や、レーベル運営に携わるようになり、まさにIn Trance We Trustレーベルの顔となった。顔といえばMennoはトランスシーン1のイケメンと称されるほど熱狂的な女子ファンも多い。

かつてはOpen To Closeという名称よりはコンサート的な要素が強くTiesto in ConcertやArmin ONLYが2000年代に人気だった頃に始まるだろうか、1人の人気のDJが1つのイベントで最初から最後までプレイするOpen To CloseセットはDJとしての実力の真価が問われ、業界内でも10時間にも及ぶOpen To CloseセットができるDJはMenno De Jongを含め数少ない。Menno De Jong東京初登場はWarp Shinjukuでの6時間に及ぶOpen To Closeセットとなり、こちらはアジア初のMenno Solo、アジア初のMenno De JongのOpen To Closeセットとなる。そんなアジアのトランスシーンの歴史的瞬間をWarp Shinjukuに体験しにきてもらいたい。

Menno Solo On The Beach 2018 @ Beachclub Fuel Aftermovie