Dreamstate SoCal 2018イベントレポート
Trance Family Japanよりにっしーです。Dreamstate SoCal 2018に参加してまいりましたのでイベントのレポートを致します。
Dreamstateは2015年から始まったElectric Daisy Carnivalでお馴染みの会社Insomniacのトランス特化フェス。本家のロサンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、メキシコシティー、ロンドン、メルボルン、グリヴィツェとDreamstate自体が世界各地で開催される他、世界各地のEDCのステージの1つとしてDreamstate Stageがあったり、アメリカではInsomniacが開催するフェスでもDreamstate Stageがあったりと初開催から3年が経ちすっかりInsomniacのトランスブランドとして定着しました。そんな本家のDreamstate SoCal 2016に続いて、2018年2回目の参加をしてきました。
LAX(ラックス)ことLos Angeles International Airportからは車で約70-80分のサンバナディーノ市にあるNational Orange Show Event Centerが会場。車社会のアメリカで郊外に行くのは車がないとはっきり言って厳しいです。2016年はレンタカーで3人で行き、帰りは一人バスで帰りましたが、高速バスの出る地区、バスステーション、バス車内があまりにも治安が悪く50ヵ国近くを訪れた旅慣れた私でもびびりました。2018年は往復3人でUber。行きは105ドルほど、帰りは170ドルほどで帰りは早朝であったのもあって高かったです。Uberは時間帯や需要で値段が変わってきます。Dreamstateは是非グループで行ってもらいたいです。
話はそれますが、私は実はマレーシアのクアラルンプールに現在住んでいてロサンジェルスまでがすごく遠かったです。
飛行時間は合計で17-18時間/片道でしたが、ドア2ドアは友達を待ったり、6時間のトランジットがあったりしたせいで行きは33時間、帰りは29時間かかり現地には丸3日間の滞在、5日間の仕事の休みで行ったのでかなりきつかったです。航空券はクアラルンプールからロサンジェルスまで中国東方航空のオフィシャルサイトで買って7万円。PVG-LAX-PVGはワンワールド系のJALに30%ついて3890マイル、KUL-PVG-KULは上海航空運航だったのでスカイチームのデルタに25%ついて1176マイルがつきました。マイルとしては悪くなかったのですが、2016年のDreamstateはアメリカン航空でHKG-NRT-LAX-JFK-EWR-NKG(東京3日間、ロス1週間、NY1週間滞在)と飛び、HKG-LAXは安心安定のJAL運航便のアメリカン航空のコードシェアで、全体が50%マイル積算で1万マイル以上JALについたのに8.7万円だったので、今回の中国東方航空の7万円のマイル積算率はぼちぼちといったコスパです。
日本ですとLAXへは東京からJAL、ANAをはじめアメリカ系航空会社が多く便を飛ばしていて早めにアメリカ系航空会社を買うと6万円代で航空券が11月は買う事ができ、片道10時間ほど、ドア2ドアも16、17時間といったところでしょうか。
お勧めのホテルは日本人に一番馴染みのあるホテル系列ヒルトングループの廉価版ダブルツリーのDouble Tree by Hilton San Bernadino。ホテルとしてはどこにでもありそうなアメリカらしいホテルでした。特記すべきはサンバナディーノの会場の近くにある唯一のインターナショナルチェーンホテルなので、Dreamstateのオフィシャルホテルとなっておりアーティストの多くがここに滞在し、ゲストリストのピックアップや、アーティストのミーグリイベントもここで開催。
DJの所属エージェントのマネージャー、イベントプロモーターやら関係者が早くから飲んでいました。笑 毎年ここがオフィシャルホテルになるせいで半年以上前からの予約が必要なのですが、ミーグリ以外の時間帯にRAM、Arctic Moon、Darren Porter、Ruben De Ronde、Alex di Stefano、Sneijder、Robert Nickson、Sied van Riel、Ciaran McAuleyといったアーティストをホテル内でみかけておりファンには嬉しいホテルです。
関係者やプレスやゲストリストはダブルツリーで受け取れかなり便利です。アーティスト用のお部屋も隣にあって担当者が待機していました。
今年は3ステージに縮小したものの、メインステージのスピーカー類をEDCで使われている強力なのを使用、レーザーフェイスでは50台ほどレーザーを導入するなど、ラインナップ以外の部分で予算を投入したので例年の4ステージからは縮小している。
なぜかInsomniacが2018のofficial trailerをアップしていないので、2017のものをアップします。
携帯待受け用に作られた壁紙。簡単にタイムテーブルが確認できるからいいですよね。
こちらはe-ticketの引き換え所。17:00に入りたかったら、16:30にここに来るのでは遅いのかもしれない。
2016年に来た時はVIPのチケットを持っていたので、VIPエントランスに並んだが、そこが異様に遅くて入ったら17:30とかでUCastを見逃したので、2018年はかなりスムーズに入れたが、友人のチケット交換に時間かかったので入場する頃には真っ暗に。18歳でこんな素晴らしいイベントに入れるのは実に素晴らしい。
セキュリティーは厳しいのか厳しくないのかわからない感じ。初日はアルコールボトル持ち込めそうじゃないかといった適当さ。笑 しかし、二日目は不覚にもサインペンを下着の中に隠すのを忘れてボシュート。でも、私のInsomniac水筒はチェックなし、アルコール原液入れててもわかりませんね。
会場入ってすぐに21歳以上である事を証明するバンドをゲット。アメリカはお酒は21歳からなのです。ヨーロッパでビールやワインのようなヘビーでないアルコールが16歳から飲めるのとは大違い。
入るとこんな感じ。2016年の方がデコがDreamstateらしい世界観でよかった。イルミネの数も違いました。
フェスに行ったらやっぱりまずはグッズ販売。並びが短いうちに、在庫のちゃんとあるうちに買うのが一番です。
セレクションはかなり豊富。定番のDreamstateものから、今年のラインナップのものも。
Insomniacウォーターボトルがフェスで役立ちます。水が無料なので。写真には写っていませんが、Gareth Emery Laser Faceのグッズも。
お支払いはタブレッド仕様で、クレカおっけー。領収書必要であればメール送信というエコスタイル。
2016年の方がすごいトーテムが多くて、2018年はそこまで凄いなーと思うトーテムがなかった。これはシンプルなトーテムだけど悟空が可愛かったです。アメリカのフェスといえばやっぱトーテム。
ほとんど見れなかったけどメインステージオープニングのWill Rees。
VIPは通常のチケットの倍ぐらいで250ドルくらいのお値段。通常のチケットは2日間で125ドルくらいで悪くない。ゲスト入場だとVIPに加えバックステージエリア(ステージの上を除く)がアクセスできるので、こういうキャンディーも無料でできます。今年も一昨年もやっていません。笑
VIPは専用のエリアがあって混んでいません。トイレは会場内で一番豪華で綺麗なトイレがあって定期的に清掃されているので快適です。
こういったインスタ映えなロゴの撮影場所もあったりしてVIPは色々とあります。
DSロゴ前は人気の撮影スポット。
中東で何度かやりましたが、シーシャ(水煙草)もあって、確認忘れましたがおそらく無料。
ここは世界中のフェスで流行っているグリッター屋さん。無料です。笑 スタッフに話してみるとアメリカでは男性もやるからやってみるかいと言われたので、私もトライ。笑
適当にやってくれと言うとまずワックスで整ってる髪型をジェルでがちがちに。その上にキラキラをちらばしていきました。
ジュエルシールもちょっと貼ってかなり派手になりました。笑 かわけば服ぬいでも取れないよって言われたのだけども、かなり取れます。メイクアップアーティストの方と撮影。実はこの人、上半身が裸で胸の乳輪周辺だけグリッターで隠しているっていう斬新なファッションでした。性的なアピールよりもファッション的なアピールが強い感じでした。
そんなこんな色々してるとあっという間に時間は過ぎるものでBTのお時間に。Love Comes AgainからのSkylarking。
BTに初めて会いサインと記念撮影をしました。BT自体は5-6回くらい見ているのだけど、こうやって会える機会はなかったので嬉しいもんですね。
Craig Connellyを見にThe Visionステージに行くと凄い人の数。Luminosity ADE Special 2018では小さなサブステージで50-60人くらいしかいない閑散としたお客さんに対してプレイしていて可哀そうだったのだけど、DJの人気ってやっぱり地域ごとに違ってきます。
By My Side!!!
How Can I!!!
Black Holeと自身のアンセム激盛りで、1時間のフェスセットならではでフロアも盛り上がります。
ゲストパスだと柵の中やDJブースの裏とかで見れたりするので楽でした。
Dreamstate SoCal 2018のゲストパス。
外は10度を切っていますが、欧米の人はほんと強いです。これよりも裸同然の女子は結構います。細いアジア女子には無理な話。裸同然のプレイメイトなみの女子もいるので欧米女子好きのトランス男子は是非いってみてください。笑 私は俄然アジア女子派ですが。。笑
Craig Connellyと記念撮影。日本に以前来た時からまた名曲を何曲か出しているのでまた来日してもらいたいものですね。
Factor Bになるとさーっとお客さん引いていってDJごとでフロア移動する人が多いのがフェス。ベスト新人賞を2016年に受賞して定着しつつあるFactor Bはアメリカではブレイクが長すぎて綺麗すぎてるのかあまり人気がない様子。綺麗でブレイクの長いトランスはホームリスニング用向きかもしれないですね。
好きな人は好きって感じで、フロアのお客さんの数はかなり違います。Craig Connellyが後の方がいいんじゃないかなと・・・。
ちょっと外を散策。このバルーンは人気で持ってる人かなりいました。このバルーンのおかげでフロアの写真映えになったかなと。レイブグッズを売っているお店も沢山ありました。アメリカらしいレイブグッズ屋さんこんな感じにドリンクやフードのブースも。ブースも多いし、アメリカけっこー薬やる人もいるので、お酒に長蛇の列なんて事にはなりません。お酒はイビザ価格に近いところがあってて辛い・・・。
水が無料なのは助かる。VIPエリアにはコーヒーやホットチョコレートもあって、チョコ、ポップコーンとか簡単な食べ物も無料でした。
メインはGiuseppe Ottavianiなので、Factor B涙目のGOの勝ちです。笑
Giuseppe Ottavianiとはその後、ColdblueやSolarstoneが同じ事務所もあってそのバックステージにいたので記念撮影を。Giuseppe Ottavianiにはまだ名前を憶えてもらっていませんが、10月のADEや11月のソウルのPlatform Music Festivalで会ったねと覚えていてくれています。Giuseppe OttavianiはしばらくPure NRGをやらずソロにフォーカスをするそう。
アメリカのフェスにはかなり警官がフロアにいたり、まわりの道路整備したりしていて、さすがレイブ先進国と思わせる。恐らく法律で何人以上のフェスには警察官を何人派遣するように申請しないといけないとかそういう法律もあるはず・・・。
レイブ先進国はごみ箱の数も違ってかなりごみ箱があります。なのでフロアが綺麗。さすがに満員になったメインフロアは終了後まあまあごみがあったけども、他国と比べるとかなりの違い。Coldblueファンがいたり、まだColdblueは若手な方ですけど、固定ファンが結構いるのがColdblue。バックステージの柵の近くでColdblueを見ていたらVIPの方から誰かに話しかけられて誰かと思いきやTallaちゃん。普通逆やろと。笑
Coldblueはやっぱプロダクションが良い。JOCや蟹様から圧倒的な支持があるのも納得です。
Solarstoneは正直私はあまり好きじゃないです。近年で一番好きなのはこのThe Other ShoreのSolarstone Pure Remixなのですが、The Other Shoreのあの美しいボーカルを抜き、Corona - Rhythm of the Nightを入れるなんてあまりにもひどい。(ToT) Solarstoneは結構人が少ないです。世界的に見てもSolarstoneは彼自身のDJやプロダクションで人気というよりPure Tranceのボスであるというところで存在意義があるといったところ。Pure Tranceもかなり長くなってきているので、世界的にはFSOE、Subculture、Kearnageなどの人気レーベルナイトに押され気味になってきている印象。Solarstoneの時間帯はかなりの業界人がバックステージにおり、このThe Visionステージのステージマネージャーがキレて追い出しになったのか、Day 2だけこのステージだけバックステージ入場不可になりました。Solarstoneはトランス界にビジネスパーソンとして存在しているように私は思います。
The Visionステージで一番の激盛りになったのは間違いなくBen Nicky。このエリアは空いて見えますが、後ろはもう超満員で出るのに凄く時間かかりました。Solarstoneの時間は後ろの方もすいていたので大違い。
Vini Viciの大ブレイクでチャラサイケが業界で大流行り、Bryan KearneyやAly & Filaや以前サイケをかけていたアングラ層がサイケをかけるのをやめたかわりに多くのDJがミーハーなチャラサイケをかけるようになった2017/2018年のトランス事情。Vini Viciが大ブレイクさせたチャラサイケもやっぱり元祖は絶対Ben Nickyでしょう。
事前録音をしたセットを流していて音をいじっているだけのNeelixですが、私は大好きです。しかし、今年のThe Sequenceステージはテント型で音や一体感がイマイチ。2016年はThe Visionが開催されてた倉庫式の建物であそこは最高。3000人くらいを収容するサブステージですが、ちょうど良いサイズって感じ。2016年はサイケステージ大分いましたが、2018年はステージがしょぼいのでほとんどパス。AstrixやNeelix見たかったけど、ちょっとだけ見ただけでした。
Day 1のクローザーのPaul van Dykを横目に早めの帰宅。01:30amくらいに会場を後にしました。Dreamstate SoCal 2016のDay 1は結構入っていましたが、2018のDay 2は人少ないなー今年といった印象でした。Paul van Dykはどこでも見れるので早めに退散。
01:30am頃でも結構帰りだす人がいるもんです。イベント自体は02:00amまで。
ほとんど同じなんですけど、会場出るとホットドックを売っています。確か5ドルくらいだったような。2016年は食べましたがかなり美味しかったです。
ホテルに帰宅してゆっくりしてから朝3時くらいに皆でタバコを吸いに行くとロビーにCiaran McAuleyに飲まされたんだというベロベロのAlex di Stefanoを発見。笑 こういうDJの普通の姿が見れたりするのがオフィシャルホテルの良いところ。
12:30pmに起きるとMeet & Greetの第一部が開催中。
ミーグリのラインナップはこんな感じでしたが、このlineupよりも来ていた印象。例えばRoxanne Emeryが今回シークレットゲストパフォーマンスだったのですが、ミーグリに来ていたり。
こんな感じの自由な感じのミーグリ。
アーティストも自由に参加してくる。私は第二部の参加なので、時間を守って参加。笑
カストルに招聘して仲良くなったMati (Heatbeat)とChris。むっちゃ良いやつらで、再会を喜んでくれた。
私の国旗にはChris Schweizer B2B Heatbeatとサインされています。笑
Darren Porterとその彼女さんのAnjaさん。
色んな国で一緒に出かけているDriftmoon。今年は東アジアツアー4公演を担当しました。
前回はTransmission FestivalのボスのMartjinとDriftmoonだったが、今回はDriftmoonとRobert Nicksonに持ち上げられて写真撮影とかいう意味わからん状態に。笑
久々に超テンションあがったのはRoxanne Emeryに初めて会った事、そしてHALIENEと一緒にこの豪華スリーショットが撮れたのは嬉しかった。私はあまり欧米人好きじゃないのですが、Roxanne Emeryはめちゃくちゃ可愛かったです。写真よりも実物可愛い。
ミーグリで時間がかかり急いで朝食、昼食、夕食兼をゲットしにIn-N-Out Hamburgersへ。カリフォルニアのバーガーといえばなファーストフード店。午後4時で超激混み、駐車場満車、ドライブスルーには20台ぐらい待ってて、ホントデブ大国のアメリカは違う。笑
急いでるのにめっちゃかかりました。笑
なんとか暗くなる前に入れて夕焼けとイルミネの反射がめっちゃ綺麗でした。ロマンティック。
Alex di StefanoをベロベロにさせたCiaran McAuleyがプレイ中。ミーグリの時にAlexに聞いたけど、記憶なくしてたみたい。笑 よくAlex起きれたね。笑
フェスといえばこういう必殺技を新しいBootleg、Mashup、Reworkで持ってくる気合の入ったDJが多い。Luminosity Beach Festival、オランダのASOT、Dreamstateあたりはこういう大盛り上がり必至のネタを仕込んでくるDJも多い。
お次はLTN。Upliftingの後でプログになる謎な展開でしたが、お客さんも続々入場してきているので悪くはなかったかなと。Armin van Buuren - Burned With Desire (LTN Sunrise Remix)はやっぱり盛り上がります。
LTNファンの子を発見。ずっとLTNを見たかったそうで喜んでいました。
LTNが終わったらすぐにDarren Porter B2B Talla 2XLCを見にThe Vision Stageへ。人気のDJへ移動したり、人気のDJが終わった後に出るのは一苦労。
2018年一番大好きなProducer Darren Porterの新曲Inertia。Armin van Buurenの新曲Wild Wild Sonすら追い抜いたこのアンセムはA Tune of The Year 2018に相応しいです。
Tallaちゃんも今年は素晴らしいupliftingを発売した。Uprising。これは本当に素晴らしい。
Darrenちゃんの必殺奥義Take Me Away!!!
Darren Porter B2B Talla 2XLCすごく盛り上がり終了後はBryan Kearneyを見ながらフロア移動。All Over Againの(Karney Dark Dub)。
WAIOは好きなのでまわす時は行くのだが、やっぱりこのサイケステージはステージの作りのせいで今一つの盛り上がり。サウンドシステムも他のステージに劣る。
なので、Bryan Kearneyに戻る。メインフロア大入りです。VIPもかなり埋まっててGAは端まで人が。
Robert Nickson & Driftmoonが気になって帰るもフロア盛り上がりにかけていました。
別の角度からみるとコレ。一番すいているのはステージ正面に見て前方左のここなんですけど、ガラガラ。DriftmoonとRobert NicksonのAstrosphereは今回ライブセットで、かなり機材トラブルが多かったそう。Astrophereの楽曲群でやったんでしょう。知らない曲が多くてオーディエンスもついていけなかったのかも。Bryan Kearneyの圧勝でした。
Sander van Doorn pres. Purple Hazeをちらり。こういう低速系大御所(BT含め)はあまり人気のないよう。
Sander van Doornは初めて会った。感謝。
Sneijderは大好きだけども、Sied van Rielはいつになってもあまり興味がない。笑(爆)でも、このTrafficはいい仕事したと思う。
私はクラブとかイベントで滅多に知らない人に話しかけるという事をせず、まわりに言わせると話しかけるなオーラを放っているそう。笑 実際に新しく誰かに会うという行為が好きでなく、顔も名前も覚えられないから会いたくないという。。。 でも、Day 1でもミーグリでも見かけていたこの双子は17年間クラブやイベントに行って初めて見かけた双子トランスファンなので、話しかけてみた。香港出身でカナダ在住、Ferry CorstenとCiaran McAuleyが好きだそうだ。
Chris Schweizer B2B Heatbeatをやっと本場で見れる。
2018年9月の初来日公演の大阪でもかけていたMechanizer。
この二人は大阪で見てからもっと好きになった。アルゼンチン在住だけあってなかなか欧米のイベントでも見かけられない。
Sander van DoornとFerry Corstenのツーショットに業界人が群がる。
私は1時間フルセットでSystem Fを録画したのですが、あいにくyoutubeさんの削除にあってしまいました。ネットから拾ってきたOut of the Blueをどうぞ。バイオリンに変わったところで私は泣きました。Cyber TRANCE @ velfarreのあの頃を彷彿させるこのバージョン素晴らしいです。
やはりFerry Corstenは人気で関係者にも囲まれます。日本でのフェリー人気は少し落ち着いてきたかなという印象がありますけど、世界的に見たら違います。さすが20年近くDJ Mag Top 100 DJsでランキングし続けているだけあります。
メインフロアのオオトリはGaz(ガズ)ことGareth Emeryのコンセプトソロショーの"Laserface"。フェスセットだけあって自身の曲多め。固定カメラでの撮影なので、私が撮った動画でアガりどころを紹介していきます。
Gareth EmeryはDJとしては面白みははっきり言ってないのですが、やはりプロデューサーとして売れすぎているので特大アンセムと言える曲が何曲も投下されるのでアガります。A State of Trance - A Tune of The Year 2014の1位のUは良いですね。アンセム激盛りでも1-2年に1度聞くのは凄く楽しいです。
Ciaran McAuleyのセットの最後ではGareth Emeryの妹のRoxanne Emeryがシークレットゲストパフォーマンスをしましたが、Gareth EmeryはEmma Hewittがシークレットゲストパフォーマンスとして登場!トランス界一の現場力のある歌声で定評のあるEmmaですが、今回のパフォーマンスはあまり高くなかったと思います。Emma Hewittに続いてA State of Trance - A Tune of The Year 2016で2位のReckless!
今やトランス界の歌姫として定着した人気のChristina Novelliの出世作でもありA State of Trance - A Tune of The Year 2012の1位のConcrete Angel。Armin van Buurenのラジオ放送にも関わらずこれだけASOTの年間上位受賞を繰り返すプロデューサーはGareth Emery以外にいません。
Cyber TRANCEや渋谷トランス世代にはヤバいでしょう。私も騒いでしまいました。笑
チャラいんだけども、やっぱりEDM文化もあり、Gareth Emery人気の強いアメリカならではのこの盛り上がりは凄いです。
Vini Viciの大ブレイクでチャラサイケが世界的に流行った2017年、2018年ですが、そんな中Hardstyleのオーバーグラウンド化でマーケットが広がり、トランスとHardstyleは近いジャンルなのもあってArmin van Buurenを筆頭にGareth Emery、MaRLo、Ben Nicky、Omniaと有名どころもセットの終盤でHardstyleを投下するのもまた近年のトレンド。Lights & ThunderのDarren Styles Remixはアガります。日本だとHardstyleマーケットは大きくないのですが、世界的にはやはりHardstyleが好きな層は多いですね、この盛り上がりです。
本当にこんな感じでレーザーは前に30発ほど、左右に8発ずつ、後ろからも4発くらいで、Transmission Melbourne 2017のもつ世界記録54台に迫る勢いで50台ほどを使用していました。フェス先進国のアメリカではレーザー規制法なるフェスに行く人にはブーイング的な法律があって強力なレーザーの使用不可、目の高さまで下せないといった目を守る法律のせいでやはりレーザーが強くありません。Transmissionの方がやはりレーザーに特化すると素晴らしいのですが、Dreamstateはやはりこの世界観がいいですね。
ポイ捨てが少ないのですが、やはり満員のメインフロアの最後はごみが落ちています。しかし、他国に比べると圧倒的に少ない。さすがフェス先進国。フェスに行く人のマナーと意識が高いです。
よく女子とばっかじゃないかと言われますが、そんな事ないです。笑 今回は野郎3人組でDreamstate SoCal 2018に参加しました。ふちがみ先生、Trance Timesのともさん、おつかれさまでした。
日本や色んな国ではよく追い出しがイベント後始まりますが、フェス後もゆっくり余韻に浸っている人が多く良い雰囲気でした。
先日A State of Trance 850 Thailandに行き、同じくらいの規模でしたが、入口兼出口が狭すぎて出るのが凄く大変でした。さすがInsomniacその辺は大丈夫。すんなり出れました。
お家に(ホテルに)帰るまでがフェスですよー!笑
外も警察やセキュリティーにコントロールされていてよく秩序が保たれている感じでした。
日本ではちょうど勤労感謝の日が、アメリカのthanksgiving dayと重なる事が多く、かなりの弾丸になりますが、東京周辺に住んでいれば木曜日少し早めに仕事を上がって夕方遅めに発の便に乗り込み、アメリカ到着後は木曜日のお昼。ホテルに行って1泊十分休んで、金、土とDreamstateに参加して日曜日の朝便で帰れば月曜日の午後には日本に着きます。つまり有給休暇1日入れるだけで、トータル4日の休みでDreamstate弾丸は可能です。笑
私はArmin ONLY 2回、A State of Trance 4回、Luminosity Beach Festival 3回、Transmission 2回、Dreamstate 2回、Trance Fusion 1回、Future Sound of Egypt 2回、In Trance We Trust 3回、Pure Trance 2回とトランス系フェスに行きましたが、アメリカの独特の文化やEDCの世界観のあるDreamstateは特におすすめです。Luminosity Beach Festivalは世界中のトランスヲタ集合のイベントで、Transmissionはトランスが好きでレーザーも好きな人が行くようなところ、DreamstateはTransmissionとLBFのラインナップを足して割る2にしたような大御所も多いし、人気の中堅どころも多い感じです。世界観も良いのでトランスファンであれば一度は行っていただきたいです。レポートご覧いただきありがとうございました。
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