Transmission Festival Asia 2018パーティーレポート
Trance Family Japanよりにっしーです。Transmission Festival Asia 2018に参加してきたので遅くなりましたがレポート致します。
メルボルンで開催されたTransmission Australia 2017では54台のレーザーを使用し世界記録を樹立、世界最強レーザーフェスとして名を馳せているTransmission。Transmission初のアジア版が2017年3月10日(金)に開催され60ヵ国以上の参加者を集め、その2回目が2018年3月17日(土)に開催されました。Pre-party、After-partyを含めた金、土、日の3日間で開催された3つのイベントはアジア最大のTrance Weekenderと化しました。
Transmission Festival Asia 2018の全体の超豪華Lineup。
最初の小さなプライベートイベントは3月16日の午後にTrance Family Hong Kongのイケメンブラザー、Shino NgがオーガナイズしたThe Thrillseekers Meet Upに参加。Alessandora RonconeとRinalyのプレパ、アフター出演組も参加して良いMeet Upでした。Transmission Official PartnerホテルのNovotel Bangkok Sukhumvit 20のプールサイドにて。和気あいあいと飲んだり食事したり。
3月16日(金)Transmission Festival Asia 2018 Official Pre-Party @ Insanity, Bangkok, Thailand
2017年はアフターパーティーのみの開催だったが、今年はプレパも開催。プレパとアフターは客層が最高。アジア中のコアなトランスファンばかりが集うのがアフターとプレパ。名曲がかかると館内大合唱になるのはTransmission Festival Asiaのプレパかアフターしかないでしょう。レーザーを楽しむメイン、コアな客層と一緒に楽しむプレパとアフター。Alessandora Ronconeが"Bryan Kearney feat. Plumb – All Over Again"をラストトラックとしてドロップしたが館内の大合唱は凄かった。Ferry Tayleは彼らしいUpliftingで攻めるのだけども、ここは日本ではなく東南アジアなので盛り上がりがイマイチ。東南アジアはバンギンな音が好まれるので、メロディックなUpliftingがピークタイム前なんてごく当たり前。普段Upliftingやメロディアスなキラーアンセムを投下しがちなMenno De Jongも東南アジア向けのセットでバンギン寄り。バンギンなサウンドといえば、サイケ、ハード、テックで定評のあるⅦのメンバーでもあるSean Tyasがピークタイムに登場!!大盛り上がりでプレパは幕を閉じた。
長身のMenno De Jongは女子と写真を撮る時は女の子より低くなるようにかがむのにも関わらず男子と撮る時はかがまないという意地悪を毎回されます。笑 おちゃめなMenno De Jong。笑
3月17日(土)Transmission Festival Asia 2018 @ BITEC, Bangkok, Thailand
17:00の開場前からコアなファンが集まり入場を待つ。2017年は入場待ちをするエリアが外だったので暑かったけれども、2018年は室内になったのでよかった。3月のバンコクは夏の始まりで外が暑いのでそこら辺は改善されていた。Timetableは2017年は苦情が多かったが、今年はファンも納得のTimetabe。
ヨーロッパ版やオンラインショップの価格よりも大分控えめのお値段のグッズ販売。17:00の入場とほぼ同時に行くと種類が豊富なのだが、17:30頃に行った友人はサイズが選べず、18:00頃には完売してる商品も多く、2017年からの改善点は少ないので、多めのストックを希望する。2019年行かれる方、グッズ購入予定なら開場してすぐグッズ売り場へダッシュですよ!
Transmission Bangkok 2017ではVIPエリアの眺めは良いが、VIPエリアでは音量が小さかったが、問題点は改善されVIPエリアでも音が楽しめた。ただ、VIPエリアだろうとどのエリアでもバー用のクレジットトップアップとバーの行列が長くこちらは2019年に向けて改善してもらいたい。また、21時までは再入場可でフードコートに行けたが、フェスで遅めの時間に食べ物がないのも改善される事を望みたい。入場者数は2017年も2018年も1万人ってところでサイズは他国のTransmissionと比べると少し小さめの会場サイズ。
DJ Lonskiiのwarmup setの後はThe Thrillseekers Pres. Hydra。前記したが東南アジアではこういった綺麗な陶酔感のあるトランスのウケはあまりよくない。なので、フロアに座っている人もちらほら。でもHydraアジア初公演のハイライトはArmin van BuurenのA State of Trance - A Tune of The Year 2016で年間6位、Aly & FilaのFuture Sound of Egypt - The Wonder of The Year 2016の年間1位を獲得したAmberのブレイクの瞬間だろう。
続いて登場したのはTransmission Festival Asia 2017でクローザーとして登場したMarkus Schulz。Dakota名義としてアジアデビュー。やはり彼のハイライトは今回のテーマソングである"Markus Schulz Pres. Dakota - The Spirit Of The Warrior (Davey Asprey Remix)"とその次の"Hilight Tribe - Free Tibet (Markus Schulz vs Arkam Knight Remix)"だろう。しかし、Dakota名義にも関わらずDakota名義の作品が3曲しか投下されず、Markus Schulz Open To Close ADE Specialで聞けて感動した"Markus Schulz Presents. Dakota feat. Bev Wild - Running Up That Hill"が投下されなかったのは残念だった。
タイムテーブル的には早めだが事実上のTransmission Festival Asia 2018全体のハイライトだろうか。日本で最もFerry Corstenの楽曲で支持されている曲はなんだかんだでLigayaではないだろうか。LigayaをGouryellaとしてこのセッティングで投下されたらたまらない。ちなみにGouryella 2.0と1.0の差だが、1.0の頃のセットはほとんどどのフェスでも見ても同じで、2.0になったところで何が違うのかと言われると結局のところ大半は同じである。笑 オフィシャルとしてはGouryellaの音源や映像が出回らないのは、結局同じネタで構成されるからネタバレにならないようにするためで、でも同じネタだろうが愛されているのがGouryellaではないだろうか。逆に言うとどこでGouryellaを見てもLigayaやAnaheraが聞けるのはファンとしてはお目当てとして行きやすいのではないのだろうか。もし海外フェスに行った事がなければ、TransmissionにGouryellaのLigayaを聞きに行くというのもいいかもしれない。私は何度LigayaをGouryellaが投下しても未だに全身鳥肌になります。
アジア中のトランスオタクお待ちかねのKey 4050 (John O'Callaghan & Bryan Kearney)のアジア初公演。予想通りだったが、Key 4050の音はアンダーグラウンド過ぎて彼らの別々の名義での破壊力あるキラーアンセムがかからない分、盛り上がりにかけていた印象だ。Transmissionのレーザーを求めてきた層にとってはアングラすぎる展開だったが、私のようなトランスヲタクは楽しんだ友人も多く好評であった。映像の出だしはKey 4050のPikachu。なんでピカチュウなんでしょうか?!笑
Key 4050の後半から実はDJ達の控室に招かれAly & Fila、Ben Nickyのセットはみていない。笑
Mr. Japan!といつも呼んでくれるFerry Corstenと。
Transmission Festival Asia 2017でGouryellaセットのFerry CorstenにGouryellaとサインしてもらった直後に撮った写真はFerry Corstenのofficial facebookで投稿された。
控室ではAly & Fila、Ferry Corsten、The Thrillseekers、Driftmoon、Ferry Tayle、Standerwick、Jordan Suckley、Ben Nickyとほとんどの出演者に会える事ができ幸運であった。しかし、Bryan KearneyとJohn O’CallaghanのユニットKey 4050と共に一緒に写真が撮れなかった事は残念で仕方がない。。。しかし、今まで会いたかったマネージャーや、新しいアジア地区の関係者などに会え有益であった。
久々に会ったAly & FilaのFilaことFadiと!2017年3月10日ぶりにFadiとの再会。Fadiも「Juuuunnnnnn!!!」と喜んでくれてよかった。
そのAly & FilaのTransmission Festival Asia 2018のセット。Aly & FilaとEmma Hewittの新曲You & Iも投下していました。
レーザーの飛散量からしてBen Nickyがピークタイムでしょうか。トランス好きの友人からは大ブーイングのセットでしたが、フェスのピークセットと考えたら悪くないのではないでしょうか。私はBen NickyといえばAyla - Ayla (Ben Nicky & Luke Bond Remix)!
Fadiが皆下へ降りようと呼びかけて控室から降りてくるとちょうどJordan SuckleyがArmin van Buuren feat. Susana - Shivers (Alex M.O.R.P.H. Red Light Dub)を投下しているところでした。こういうトランスクラシックが聞けるのは終盤ならでは。
Transmission Festival Asia 2018終了直後、Team Japanで撮影。
こうやって多くの友人と参加するというのはとても楽しいです♪
3月18日(日)
当初は私のM●RRI〇TT社員割引でお得に5つ星ホテルバイキングを楽しみましょうっていう会を催すはずでしたが、そこに上記DriftmoonとGeronimo Snijtsheuvelの2アーティストが急遽参加する事になり、アーティストを囲んだお食事会に。
バンコクのMarriott Marquis Bangkok Queen's ParkのメインダイニングGoji Kitchen + BarはTripadvisorのバンコクのレストラン総合1位のお店で行ってみましたが、すごく美味しかったです。オススメ。
会食時にリストバンドをかけた抽選を開催。RinalyからAVA Recordingsのリストバンドを。写真には写っていないがDriftmoonからは黒白のリストバンドを2色2つずつ。私がもっていたKearnageやLuminosityのリストバンドも含めての争奪戦でした。笑
その後はDriftmoonにご招待いただきTransmission Festival Asia 2018 Official Partner HotelのNovotel Bangkok Sukhumvit 20へ、Driftmoonからドリンクを皆でご馳走になりました。
私は幸運にもDJと食事に行く機会に何度か恵まれているのですが、こういったアーティストを囲んだお食事会はこれからも企画していけたらと思います。
3月18日(日)Transmission Festival Asia 2018 Official After-Party @ Insanity, Bangkok, Thailand
この日はMr. Transmission Festival AsiaことLonskiiがHard Trance Classicsレコードセットをやるはずでした。
タンテでサウンドチェックのLonskii。
レコードボックスを漁らせてもらうとこんなアツイ作品が!Yoji Biomehanika。その後の4月20日の東京のTRANCEPORT @ wombでプレイしたLonskiiの一曲目はHard Style Discoから始まったというエピソードも。
しかし、針に問題があり、ターンテーブルは使用中止に。お寿司のUSBメモリを使うおちゃめなLonskii。
日本のアーティストで初めてTransmissionのOfficial PartyでプレイするRinaly。かっこいいです。
メインイベントではLiveを披露したDriftmoonはAfter Partyでは最新のアルバム"INVICTUS"からの楽曲を披露。
"Dash Berlin Feat. Roxanne Emery - Shelter (Driftmoon 2k17 Rework)"をラストトラックで投下したがフロアも合唱!
その昔、Ferry CorstenのツアーのサポートDJとして一緒にまわっていた事もある仲の良いFerry CorstenとDriftmoon。Transmission Festival Asia 2018の後に大阪と東京でFerry CorstenとDriftmoonのツアーが同時開催されました。
Ferry Corstenは前日のGouryellaセットではなくBlue Printセット。この頃には日曜日にも関わらず外は入場制限がかかるほどに。A State of Trance - A Tune Of The Year 2015で大賞を獲得したAnaheraはGouryellaセットでも前日にかかったが、Blue PrintセットでもドロップするFerry Corsten。
この後、STANDERWICKとDJ Lonskiiと続いたのだが、次の日勤務の為に少し睡眠を取る為に止むを得ず早めに外へ出たのでした。
振り返ってみてなんでTransmission Festival Asiaに参加するといいのかをまとめてみます。
なんと言ってもまずはこのレーザーの為。日本ではありえない最強トランスラインナップ。そして日本から近くて安いバンコクであるから全体の予算も低いし弾丸でも行ける。今年は友人だけでも日本から20人弱参加していて日本じゃないのに日本でイベントに参加してるように仲間と楽しめる。仲間がいなくても特にプレパ、アフターにはアジア中のトランスヲタクが集まるので雰囲気最高です。Transmission Festival Asia 2019がバンコクでまた開催されたら是非!!
2018年はTransmission Shanghai 2018が開催予定!噂によるとどうにも8月あたりとの事。。詳細が出るのを待ちましょう!
長くなりましたが、Transmission Festival Asia 2018のレポートお読みいただきましてありがとうございました!
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